yappy777’s アウトドアblog

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キャンピングカーの種類

突然ですがキャンピングカーの種類のお話しです。私自身がルーフテントに至るまでにはキャンピングカーの購入も視野にありました。このブログではキャンピングカーの話題も多く出て来るようになると思いますので整理も兼ねてご説明を。

 

バスコン


バスコン(マイクロバスが母体)
普段あまり見かけない(目に付かない)室内広いし乗り心地も悪くないんだけど、皆様、普段はどこに停めてるのですか?
「〜コン」はコンバージョンの略。

 

ギャブコン

ギャブコン(ギャブ=トラックが母体)
ザ、キャンピングカー!運転席上の「バンクベット(子供に人気のベット)」が特徴。
画像は日本特殊ボディ様のSAKURA
嫁のお気に入り
札束9本からスタート…いつか欲しい。

最近のモデルはソーラーパネルに家庭用エアコン、FFヒーター、製氷可能な冷蔵庫が一般的。昔のモデルはそれをプロパンガスで担っていたが最近は充填出来なくなってきている。プロパン搭載車はフェリー乗車不可の場合が殆ど。その為古いキャンピングカーを購入する場合は安くても要注意!

 

バンコン

バンコン(バン=ワンボックスカーが母体)
今一番の流行り。止むに止まれずという事情もある…車体価格故に案外高い。ただ乗り心地は一番!車体後部に個室やシャワールームがあるモデルもあるよ。更に屋根を高くしたモデルや、

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屋根が斜めに開くモデルなんかは室内空間が広い!

軽キャン


軽キャン(軽自動車が母体)
今流行っていて色々なモデルが出てきている。
キャンピングカーショーなんかで実物を見れば絶対に欲しくなる!価格もお手頃。移動もお手軽。コノ小さな車体に色々詰め込むのは日本人以外では不可能だろう。そもそも思いつく事すらしないのでは。

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現役引退すればコレ買って桜前線を追いかけてみたい…。

 

 

 

フルコン

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フルコン(フルコンバージョン=完全特注)

キャンピングカーは動く家と言われますが、コレさえあれば家は要らないのでは?と思うようなキャンピングカー。ホントどんな方が所有されているのやら。日本一周!とかしない限りは使いにくそう。

因みに観光バスよりも大きいであろう謎のくるまは、世界で最も高価なキャンピングカー?です。コレ、もはやキャンピングカーじゃない…3億円以上です…お腹(車体)の中には、普段用の足である、スポーツカーも収容可能。安心安心…。アラブの王様かハリウッドスターしか買えない…まさか本人が運転する訳ないし(笑)日本じゃ交差点は曲がれないわ、ETCレーンは入れないわ、所有する人の前に、所有出来る国を選びます。

 

今までは自走式のキャンピングカー

以下はトレーラータイプ

 

キャンピングトレーラー

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キャンピングトレーラー

ひっぱってもらわないとダメな奴。

昔実家にもありました。物置が…。小さい頃はよくキャンピングトレーラーでアチコチ連れて行ってもらいましたが、そのうちに家から追い出された物を一時保管するようになり、どこか行くにも、ソノ物を出さないと行けないので、出掛けるのが億劫になり、物置としての立派な地位を獲得する「牽引式物置」という「イナバ物置」さんもビックリな謎な代物。家主を選びます。

まだたまに見かけますが台数は減るばかりでしょう。旅行先に「家」を置いておき、近くの観光、買出しは前の車で…というコンセプトは良かったのですが、実際はなかなかそうもいかず…。

私が少年の頃の記憶では、高速道路に乗ると後ろのトレーラーが横降りを起こして、前の車も振られてしまう…。駐車場へは前入れ、前抜けオンリー。まかり間違ってバックで駐車しようもんなら、右に曲げるには左にハンドルをきって…中立に戻してから右??と父親の頭がよくオーバーヒートしてました(笑)

 

色々なタイプがありますが、全てに言えるのは一長一短があるということ。今は「最初の一台が最後の一台」という時代では無いので、ステップアップして、ステップダウンするという「今の私、今の家族」に応じたキャンピングカーをチョイスするのがベストではないでしょうか。そうしないと、私の父親みたいな「0人載っても大丈夫!イドウ物置!」になってしまうかも。。。

 

画像は拝借させて頂いております。御指摘を頂きましたら削除か差替えさせて頂きます。

キャンプの思い出(サバイバル編)

初めてのキャンプは幼稚園の頃だったみたいですが、記憶にはなく、鮮明に覚えている話しを一つ。

 

小学校低学年の時、奈良県、吉野の山奥に父親と二人でキャンプに行った時のこと。舗装されている山道から舗装されてない山道に入り、行き止まりになった時、「今日はこの上でキャンプをしよう!」と。さっきから道路標識の横に「○月○日○○付近で体長○mのツキノワグマが目撃されています。注意して下さい」の看板が何回も…

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こんな感じ

 

この、行き止まりの上?理解するまでに時間があるかかりましたが、父親の手には大きなマチェットが…。

f:id:yappy777:20180621164032j:imageマチェット

 

草やツタや小枝を薙ぎ払い進みます。途中、足幅程の小川を見つけると父親が、「良かった水場があって。この水筒に水を入れよう!」流石にその時は「飲むの?大丈夫ですか?」と思ったのを覚えています。

 

暫く進み、比較的なだらかな斜面になった時に「今日はここを寝床にしよう!」と。寝床?ただの草木が生える斜面なのですが…と思っている間に父からスコップを渡されて…はい。二人が寝れる分だけ平らにしました。

 

小さなテントを張り寝たのですが、寝れない…遠くで聞こえる猿の叫び声。枝葉の落ちる音。そして近くで枝が折れる音!絶対にある程度の大きさの何かがいました。今生きているのでその時に外に出なくて正解だったんでしょう。一応ナイフを枝にくくり付けた簡易槍を作ってはいたのですが、恐怖のあまりに手に取ることも出来ませんでした。なかなか寝付けないので何度も近くで隣の父親に「起きてる?」と声をかけていたのを覚えています。

 

寝てしまえば朝は呆気なくやってきました。二人共よく寝れずぐったりしながら下山しながら昨夜の事を話すと、父も猿の叫び声や枝の折れる音は聞いていたとのこと。動くと殺られる理論に基づき動かなかっただって…ホント?

 

「ワシは夢を見たんや。何者かがテントの生地をにゅ〜っと押してきたから、押し返そうとしたら明らかに熊の形で、押し返した所が丁度牙で…。ゔぁ〜っ‼️って叫んだら自分の叫び声で起きて…それからは一睡も出来なかった…」

 

それを聞いてオヤジも相当怖かったんだなと思い爆笑しました。下山中に、大きい立ち木の皮がバリバリになっており、爪痕があるある。小学生が見ても「熊」だと分かり、再び背筋が寒くなりながら、ひたすら無言で下山しました。

f:id:yappy777:20180621164656j:imageこんな感じでした

 

さすがにここまでのサバイバルキャンプはそれが最後になり、以後は山道の行き止まりでキャンプする位になりました。その当時小学生の子供が大人になって思うのは、余りにも無謀!何のリスク管理もしないバカ以外の何者でもないと思いますが、初めて死の危険と生の有難さを学んだ事も事実。その経験からか、自然の中に入るとやたら五感が研ぎ澄まされ、他人には聞こえていない物音まで聞こえ、何もない所からの視線も感じるように。どこかで生存本能のスイッチが入るんでしょうね。普段は目覚ましの音すら聞こえないのに(笑)親父としては言葉では教えることの出来ない何かを教えたかったんでしょうね。でも今の自分には同じ事を子供にしてあげる勇気がないなぁ。

ルーフテントで車中泊(車上泊)を始めました

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子供達が思春期になり、家族旅行が出来なくなる?まであと5年しかないと気付き購入しました。当初はキャンピングカーを検討していましたが維持費と駐車場の問題で断念。その代わりのルーフテント。色々なモデルがある中で展開式の特大ルーフテント(LandCruiserランドクルーザー)をヤフオクでポチり。

 

出品者様にて取り付けてもらう為、いざ愛知から高知は南国市へ。何と取り付け途中で気付きましたが、出品者様はWildLand正規代理店の「裕希産業」さんでした。凄く凄く親切な方で色々、あれやこれやとお世話になりました。これからも長くお世話になる気がします。

 

約半分の大きさのモデル(PathFinderパスファィンダー)の自動展開、収納を見せて頂き、家族旅行卒業後には絶対に買うことを心に決め、いざ出発。

 

初めての展開では兄(小5)と妹(年長)が「どっちが一番先に入るか?」で喧嘩(笑)で、子供達が中に入ると外から子供達が見えない⁈そう。テントの中が凄く広いのです。初めは「収容人数4〜6人」「耐荷重300kg」疑っていましたが、展開すると納得。大人2人子供2人ではまだ余裕でした。厚着になるシーズンでは丁度良い広さかな。

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心配の強度、ガタつきも全く問題ありませんでした。ベースキャリア2本に加えて、サポートバーを1本追加してあるのでキシミ、タワミも全く無し。展開した部分は梯子と両端のサポートバーで完全に支えられている感じです。

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床も厚めのマットの為、他のモデルでは気になった骨組みの凹凸も感じませんでした。

 

唯一の問題点は、展開に車2台分のスペースが必要になる事です。主な宿泊拠点になるであろう道の駅ではかなり停める場所に制限があるかと。混雑時は要注意です。f:id:yappy777:20190110002705j:image

 

買って良かったなぁと思うのは、子供達の笑顔と、車中泊とは比べ物にならない快適さ。とにかく身体が楽。1回でもコレを経験すると車内で4人はもう無理。あとは、普段インドアな嫁様が、「次は山梨にでも行かない?」と。釣りにキャンプに旅行に大活躍してくれそうです。