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冬の車上泊(車中泊)防寒対策

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寒い時期はルーフテントの出番も少なくなってしまいます。やっぱりキャンピングカーがいいなぁ〜と思う。

 

冬のルーフテントは、

寒い。

結露凄い。

やっぱり凄く寒い(笑)

 

というわけで、今回は冬キャン(ルーフテントでの車上泊)の防寒対策を考えてみます。

 

まず初めに思い付くのは過去にも紹介しました厳冬期対応の寝袋。この寝袋だけでも良いのですが、やっぱりポカポカしたい!少し厚着するだけで就寝中は比較的快適に過ごせます。

が、顔は寒い!

 


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これはどうしようもないのです。顔まではカバーできませんので…熟練者になると寝る時はタオルを顔に被せるみたい…ソレって…雪中登山が大好物の山男だよ…。

 

目指すは家と変わらない快適空間!からは程遠い…。(家から出るなという御批判、御指摘は置いておきます…はぃ…)

 

次に考えるのは電気毛布。我が家の冬の必需品!いつも寝る時ポッカポカ〜。を考えてみます。家庭用電源が無い世界で考えないといけないので工夫が必要です。

カーバッテリーを電源にした場合、AC→DCに変換しないといけません。それにカーバッテリーを電源にすると、翌朝エンジンがかかりません。いわゆるバッテリー上がり。夜通しエンジンかけっぱなしにはできませんので、バッテリーを別に用意しないといけません。これをサブバッテリーといいます。

 

キャンピングカーの中にはこのサブバッテリーが何個か設置されており、走行中に充電、ソーラーパネルで充電と、先輩達は色々と苦労されております。このバッテリーの個数(容量)が大きければ大きい程、電力消費の大きい家電を使うことが出来ます。冷蔵庫に電子レンジにエアコン。中でもこのエアコンが曲者。電力消費が大きく苦労します。

キャンピングカーの中には夜店でよく見るガソリンの発電機を積み込み、防音対策をして使用されているオーナーさんも多いです。防音対策をしてしても夜は結構音が気になります。その場合の対策としては、サブバッテリーを多く積み込む方法があります。数は力。新しいキャンピングカーは断熱効果も高く、新しいエアコンの消費電力も少ないことから、新車で購入する時には既に設置されている場合が多いです。逆にキャンピングカーを購入する場合、エアコンの設置の有無がボーダーラインになるのではないでしょうか。キャンピングカーのほぼ全てが白色なのもこの断熱という理由になります。

 

さて、いつものように脱線しましたが、電化製品を使用する場合は必ずサブバッテリーを用意しないといけません。

 

サブバッテリー13000円

バッテリーチャージャー6000円

インバーター6000円

の出費が必要になります。

 

これだけあれば電気毛布2枚位なら大丈夫。出発前にバッテリーを充電しておき、夜はポカポカ(顔は寒い)…ん?顔は…?2日目は?1日だけならば大丈夫なのですが…それに目指す快適さとはまだまだ離れてる。

 

チョット脱線して、、、

冬キャンプでの防寒対策を紹介しますと、我が家には頼りになる「武井君」がおります。

 


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武井バーナー!その金色に輝くコンパクトな見た目を裏切る5000kcalの大出力灯油ストーブ。冬キャンプ界では知らぬ人はいない程有名な暖房器具。「シュコー!ボォー!」と圧倒的な存在感でテント内がみるみるうちに暖かくなります。暖気運転(通称 儀式)が必要であったり、下手すると炎上したり、メンテナンスが必要であったりと漢のアイテム。洗濯物が凄い湯気を出して乾いていく姿は圧巻!

勿論一酸化炭素警報機も用意し、換気も万全にし、寝る時はウルサイ(笑)ので切ります。

 

キャンプサイトで夕方になり、誰かが一酸化炭素警報機のテストをすると、皆さん次々とアチコチでピィピィー!っとテストされる光景が好きです。

 

他にはアウトドア専用のフジカハイペット、アルパカに代表される対流式石油ストーブ。家庭用の石油ファンヒーターじゃないですよ。

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最高峰は何と言っても薪ストーブ。

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テントから煙突が出ているのを見るたびに羨ましく思っております。アウトドアでは焚き木や、薪の炎の揺らめきの癒し効果は計り知れません。それに圧倒的な熱量を誇ります。(最近流行りの小型の薪ストーブは通常サイズの薪が入らないヨ)

 

以上のストーブがあります。

ん?ガス式があるって?

 

確かにガス式のストーブもありますが、冬の気温では液化ガスが揮発しないのでおススメしません。寒冷地用のガスボンベにはブタンにプロパンが入っていますが、先にプロパンが無くなりますので。イワタニさんのカセットガスだけで使用出来るファンヒーターは気になりますが…

 

でも、、、、

 

上記の暖房器具は、火を使いますので、

使用方法を間違えると死にます。

大切なことです。

 

 

死にます。

 

 

必ず毎年何人かが亡くなっています。

毎年、ソノ怖さを分かっているのに、

亡くなっています。

 

楽しい筈の家族キャンプ。

楽しい筈のワカサギ釣り。

 

目に見えない一酸化炭素での中毒。意識はあるのに体が動かない。しまったっ!付けっ放しだった!家族は大丈夫かっ!くそっ!体が動かない!手を伸ばせば消せるのに…手を伸ばせばテントを開けて換気出来るのに…そんな状況が続きながら何も出来なく死んで行きます。後悔する時間だけはたっぷりあるのに何も出来ません。誰だよ?楽な死に方なんて言ってる奴。むしろその真逆。

 

そんなシロモノをルーフテントに持ち込む訳にいきません。いくら大きなルーフテントと言ってもそんな空間的余裕も無いですし。

 

で、今考えているのがFFヒーター!

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主にキャンピングカーに設置され、エンジンを切っていてもサブバッテリーで使用可能。しかも燃費は10時間で2〜3リットル!カーエアコンしながらのアイドリングで13リットル位の燃費なので、凄い節約坊主です。

 

FFというのは、外気を導入し、燃焼後の汚れた排気は外に出して、綺麗な暖かい空気だけをファンで室内に循環させる方式のヒーターです。出力も小型で2kw。大型で5kw。

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5kwの出力は、家庭用の石油ファンヒーターで木造13畳、コンクリート18畳用の少し大きめのヒーターの出力になります。

 

そんな凄いモノをキャンピングカーは積んでいます。キャンピングカーで欲しい設備、設置して良かった設置で何年も連続1位になってます。そんなにいいなら買えば?

 

本体15万。設置5万…

 

買えない方が多くいるのが分かります…

 

ソレが…

 

Amazonで2万円でお釣りが来る値段で売っているのを見つけてしまいました…

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しかもヒーター単体ではなく、燃料タンクも一体になっているポータブルタイプ!12v電源だけは別に用意しないといけないですが。

 

ほ…し…い…‼︎

 

早くも構想を…

 

FFヒーター19000円

サブバッテリー13000円

バッテリーチャージャー6000円

 

ヒーターは外に置きっ放しで、ダクトだけをルーフテントに持って来る。シンプルイズベスト。

 

ただ、中華の品を信じれるのか…

 

ドイツ製のベバストも組立は中華。

事故があっても、そもそも本体外だし。

燃料もガソリンじゃないし。

そもそも壊れても…お小遣の範疇。

木造13畳の出力をテントで使うと…

ミイラ製造機にならない…?

 

今、頭の中でグルグルしております。

親指が勝手にポチりしそう…

いや、してしまえば良いのか…

 

まぁ、ポチりましたけど(笑)